
「庭の隅にあった竹が、いつの間にか家の近くまで増えている」「切ってもまた生えてくるのでは?」。
竹が広がった庭では、目に見える竹を片付けるだけでなく、次に出てくる竹をどう管理するかまで考える必要があります。
竹の整理は「今ある竹を切る作業」と「地下茎や再生竹への対応」を分けて相談しましょう。
目的によって必要な作業範囲が変わります。
この記事では、佐賀の住宅の庭を想定し、竹が広がったときの確認点と依頼の進め方を説明します。
庭の竹を放置すると、どこが困る?

竹が密集すると、庭の奥へ入れなくなり、地面や塀の状態も見えにくくなります。
長く伸びた竹が屋根や隣地の方へ傾いたり、落ち葉がたまったりすることもあります。
道路や隣地へ竹が張り出している、高い竹が建物に近い場合は、自分で倒す方向を判断して切らないでください。周囲の物や人との距離を確認したうえで作業方法を決めます。

伸びた竹を全部切れば、庭にはもう生えてきませんか?
地上の竹を切ることと、地下から新しい竹が出ないようにすることは別です。
まず竹が生えている範囲を確認しましょう。
竹が増える理由は、地面の下にもある

竹は地下茎を伸ばし、その節から新しい竹を出します。庭の端に見える竹だけを切っても、地面の中につながる地下茎が残れば、新しい竹が出ることがあります。
「伐採したから、これで完全になくなる」と考えて作業を終えると、翌年以降の新竹に気づくのが遅れることがあります。
どこまで地下茎が伸びているかは、地表の竹の本数だけでは判断できません。
庭の広さや塀・建物・配管との位置関係を現地で確認する必要があります。
まず「どこまで減らしたいか」を決める
竹を全部なくしたいのか、庭の一角にだけ残したいのかで、作業の組み方が変わります。
| 希望 | 相談する内容 | 作業後の確認 |
|---|---|---|
| 通路を確保したい | 通路沿いの竹を伐採し、搬出する範囲 | 再び通路へ出る竹 |
| 境界側を整理したい | 隣地・道路側に近い竹の伐採と境界の確認 | 境界付近の新竹 |
| 一部だけ残したい | 残す竹の範囲と、広がりを見張る方法 | 残した範囲の外側 |
| 庭からなくしたい | 伐採後の地下茎への対応や継続管理の方法 | 複数年の再生状況 |
「残す竹」と「なくしたい竹」を写真や現地で区別して伝えると、仕上がりの行き違いを減らせます。
隣地から生えている竹や境界が不明な場所は、自分の敷地内だけで判断して作業範囲を広げないでください。
所有者と境界を確認してから相談します。
家・塀・電線に近い竹は、作業方法が変わる
庭に広い空き地があれば竹を倒せる場合もありますが、住宅の庭では屋根、窓、塀、カーポートなどが近くにあります。
竹の高さだけでなく、倒せる方向と、切った竹を運び出す経路が重要です。
- 家の屋根や雨どいに竹がかかっていないか
- 塀の向こうに隣家や車がないか
- 電線や通信線に近づいていないか
- 切った竹を門から運び出せるか
- 足元に石や庭の設備が隠れていないか
電線に接する、または近い竹は触れず、電線の管理者や作業者へ先に相談してください。
竹を引っ張って切る方法も危険です。
伐採・地下茎・処分を分けて見積もる
竹の整理を頼む際は、「何本切るか」だけで金額を比べないことが大切です。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 竹の伐採 | 本数、太さ、高さ、家や隣地との距離 |
| 枝・竹の搬出 | 細かく切り分けるか、門や通路から運べるか |
| 処分 | 切った竹を持ち帰るか、敷地内に残すか |
| 地下茎への対応 | どの範囲を対象にし、どの方法を検討するか |
| 作業後の管理 | 新しい竹が出た際の確認や追加作業 |
「竹の伐採一式」に、竹材の搬出、地下茎への対応、後日の再生竹の処理が含まれるとは限りません。
見積もりで項目を分けて確認しましょう。
地下茎の掘り取りは、塀の基礎や配管、庭木の根に近い場所で無理に進められない場合があります。
現地の条件を見て方法を相談します。
切った後に新竹が出る前提で計画する
竹を伐採した後も、新しい竹が出る場合があります。
地下茎をすべて取り除けない場所や、隣接する竹林がある場所では、伐採後の見回りが特に重要です。
一回の作業で見た目を整える計画と、その後の新竹を確認する計画をセットで考えましょう。
新竹がどこから出たか、前回の作業範囲と比べられるよう、境界と庭全体の写真を残します。
再び竹が出たときの連絡先と追加作業の扱いも確認してください。
自分で切れる竹と、依頼したい竹
小さな竹でも、密集していると切った後の置き場や搬出に困ることがあります。
家や塀に近い高い竹、傾いた竹、電線近くの竹は、作業方法を専門業者に相談しましょう。
安全な倒し場所がない、足元が見えない、竹同士が絡んでいる場合は、自分で順番に切り進めないでください。
竹が跳ねたり、予想しない方向に倒れたりする危険があります。
よくある質問
Q.竹を根元で切れば、もう生えてきませんか?
A.地下茎が残ると新しい竹が出る場合があります。
伐採後の管理や地下茎への対応も相談してください。
Q.庭の竹を一部だけ残せますか?
A.残す範囲を決めて相談できます。
ただし、その範囲の外へ新竹が出ないか継続して確認が必要です。
Q.地下茎を全部掘り取れますか?
A.庭の広さ、塀、建物、配管、ほかの植物との位置関係によって異なります。
どこまで対応できるか現地で確認します。
Q.切った竹の処分も頼めますか?
A.搬出・処分に対応できるか依頼先へ確認してください。
伐採費用とは別になる場合があるため、見積もりに含まれるか確かめましょう。
まとめ|竹を切った後の管理まで決める
佐賀の庭に竹が広がったら、今ある竹の伐採範囲、地下茎への対応、処分、作業後の新竹の確認を分けて考えましょう。
竹の全体と根元、家・塀・道路との位置関係、搬出する門の写真を用意すると相談しやすくなります。

竹を全部なくすか、一部を残すか。まず希望を聞き、現地の状態に合わせて作業範囲を整理します。


